彦根デザインカレッジ荒神山キャンパス報告会、荒神山ファンクラブ・キックオフシンポジウムを開催しました(2018.3.4)

3月4日、彦根デザイン・カレッジ荒神山キャンパスの報告会と、荒神山ファンクラブのキックオフシンポジウムを南地区公民館にて開催しました。


タイトル:彦根デザインカレッジ荒神山キャンパス最終報告会、荒神山ファンクラブ・キックオフシンポジウム
「地域資源を活かした、地域による、地域活力の創造」
日 時:2018年3月4日(日) 11:00〜16:15
場 所:彦根市南地区公民館(滋賀県彦根市甘呂町1321−1)
参加者:108名
主 催:彦根デザインカレッジ荒神山キャンパス/荒神山ファンクラブ準備委員会/滋賀県立大学

■第1部■
市長挨拶
まず開会の挨拶として彦根市長大久保貴氏から開会の挨拶がありました。

まちづくり活動日本一!「やねだん」の取組に元気をもらおう!DVD鑑賞会
次に、「やねだん~人口300人、ボーナスが出る集落~」のDVD鑑賞会を行いました。

<番組内容>
鹿児島県鹿屋市の柳谷集落、愛称「やねだん」は、人口300人、うち65歳以上が4割。
どこにでもあるような、さびれゆく過疎高齢化の集落でした。
ところが、10年ほどで“地域再生のお手本”として、全国から注目される集落に変貌したのです。
「やねだん」がめざしたのは“行政に頼らない地域再生”。集落で労力や経験を提供しあって、
独自の商品開発で自主財源を増やし、福祉や教育を自ら充実させていきました。
そして、自主財源が増えた結果、集落の全世帯にボーナスが配れるほどに!
逆境を逆手にとる愉快な発想、したたかなビジネス感覚、人の和の底力、
リーダーの苦労と献身、そして住民の笑顔。
この番組は、地方のある小さな集落が再生を果たした12年の記録です。
(やねだんオフィシャルWebサイト http://www.yanedan.com/archives/464より抜粋)

■ランチタイム:
ランチタイムの時間は、近江楽座を始め、市内各団体計19団体が展示、飲食物や物品の提供を行いました。
展示団体は、以下に紹介します。

<展示団体>
■荒神山ファンクラブ
荒れた里山を再生し、里山の資源を活用しながら、地域住民や都市に住む人の自然とのふれあいや体験を通じて、心身の健康や自身の「居場所」の創出をはかり、荒神山の魅力を高め、発信し、周辺地域の活性化につなげることを目的としています。

■荒神山デザインカレッジ
地域人材育成拠点「彦根デザイン・カレッジ」は、荒神山を拠点に滋賀県立大学と彦根市、荒神山自然の家、荒神山山王会、荒神山を愛する仲間の会と協働し、人材育成・産業創造を目的に大学教育プログラムとの連携や、環境整備活動、フォーラム、ワークショップの開催などに取り組んでいます。
https://coc-biwako.net/hikone.html

■荒神山山王会
彦根デザイン・カレッジの連携団体の一つ。荒神山の再生を図りながら、自然とのふれあい、体験、交流等を通じて心身の健康、青少年の健全育成、人と人とのつながり、絆の醸成を図りつつ、地域の活性化に繋げていくことを目的としています。

■荒神山自然の家
彦根デザイン・カレッジの連携団体の一つ。団体での宿泊や体験活動を通じて、心身ともに健全な成長をはかることを目的とした施設です。小学生のレクリエーション等幅広く利用されています。
http://www.city.hikone.shiga.jp/0000004178.html

■こうじんさんぽ
本学地域教育プログラム「地域デザインB」にて本学の学生らが作成した荒神山の魅力を発信する情報誌。現在発刊しているのは4冊。

■コメニティカフェ ComeCome
本学地域教育プログラム「地域デザインC」で結成された本学学生6名の団体。
下石寺集落「ほほえみハウス」にて、コミュニティカフェを3日間限定でオープン。石寺産のお米を使ったスイーツを提供。述べ111人の人がカフェを訪れました。当日は、米粉のお菓子「こめこバー」を提供。

■かみおかべ古民家活用計画
本学近江楽座の一つ。彦根市上岡部町にある築140年の古民家で、イベント、古民家改修、上岡部特産のひょうたんの栽培・加工・販売など様々な活動に取り組んでいます。
http://kamiokabeproject.blog.shinobi.jp/

■あかりんちゅ
本学近江楽座の一つ。主に寺院などからいただいた燃え残りのロウソク「残ロウ」を使ってリサイクルキャンドルを作成し、地域からの依頼や自主企画でキャンドルナイトやキャンドル作り教室の開催、キャンドル販売を行っています。
http://akarinchu.shiga-saku.net/

■Taga Town project
本学近江楽座の一つ。多賀町を拠点に町の魅力を再発見し、SNSやHPを通して発信しています。「暮らしの図鑑」プロジェクトでは多賀大社の門前町である「絵馬通り」の様々な情報を集めてマップやフリーペーパー等で発信しています。
http://d.hatena.ne.jp/ttp_ttp/

■政所茶レン茶”ー
本学近江楽座の一つ。東近江市奥永源寺の政所で作られた政所茶の魅力発信を目的に、お茶づくりから販売までを行っています。
https://plaza.rakuten.co.jp/mandocoro/

■田の浦ファンクラブ
東にほん大震災で被災した、宮城県本吉郡南三陸町田の浦地区で、コミュニティ再生のボランティア活動を行っている団体です。
http://www.e-tanoura.com/

■(一社)まちづくり石寺
石寺及び周辺地域の地域資源、人的資源の活用、地域内外の交流を促進する事業を行う事で、「石寺の美しい田園風景」の未来への継承に寄与することを目的とする団体。
http://ishidera.com/

■フレンドリーファームいしでら
“Eco Friendly”をコンセプトに、人にも自然にも優しい「農」を目指す、滋賀県彦根市下石寺集落で農業を営んでいる農業組合法人。「加工部」による、弁当や惣菜販売も行っている。当日は、おにぎりの販売を行いました。
http://ff-ishidera.com/

■日夏里館
日夏里館(ひかりかん)は、日夏村の人々が総力を挙げて建設したまちづくりのための建物でした。
日夏村役場・産業組合から日夏公民館として親しまれていました。ヴォーリズ建築で唯一の村役場で、2013年3月には有形登録文化財になっています。日夏のまちづくりに役立てて行きたいと思います。
http://hinatu.shiga-saku.net/

■京都エアースポーツ
荒神山と麓の土地でハンググライダーの体験を実施。小学生から高齢の方まで簡単に浮遊体験ができます。
http://www.kyotoairsports.com/school/

■よろず淡日
彦根市日夏町で営業している古道具屋。昔懐かしい古道具や駄菓子、滋賀県にちなんだ雑貨、陶器などを販売しているよろずや。場所:彦根市日夏町1979番地、営業日:金、土、日、月と祝日の11時-18時
https://blog.goo.ne.jp/gooawahi

■一般社団法人シェアひこ
シェアひこは、お金を介在としないモノのシェアを通してモノの価値が循環する新たな地域の「三方よし」が生まれることを目指しています。
「譲る人」、「譲られる人」、「地域」の三方良しです。使わなくなった物品の提供、譲渡をするweb上のサービスをはじめ様々な「シェア」に取り組んでいます。
https://sharehiko.com/

■ひこね市民発電
彦根で市民共同発電を実現するための活動を行う市民団体。11月〜3月にかけて「ひこね共同市民発電所」実現に向けた連続講座を開催。
https://www.facebook.com/

■地域診断法研究会
本学COC事業、近江地域学会に位置付けられる「地域診断法研究会」は、「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究等を目的として毎月1回程度の研究会を開催しています。
https://coc-biwako.net/tiikishindan.html

賑やかな雰囲気の中、出展者と参加者で積極的に交流がされていました。
講師の豊重氏も到着し、ブースを見学されていました。

■第2部■
理事長挨拶
午後からは、本学学長廣川能嗣より、第二部開会の挨拶がありました。

特別講演
その後、「地域資源を活かした、地域による、地域活力の創造」として、「やねだん」鹿児島県鹿屋市串良町柳谷自治公民館長 豊重哲郎氏の特別講演を行いました。
「人生はストーリーのないドラマ」である、と言う言葉から始まり、
まちづくりには「自立」の精神が必要であり、「自覚」「自力」「自主財源」が必要であること。
そのためには人海戦術でいかに参加者に活躍の場を提供できるか。
小さくても、細くてもスタートはさせること。
それをコーディネートするのがまちづくりのリーダーの力であることなど、地域創生の原点について熱弁いただきました。


 

また、今回の講演は「びわこガール ばばちゃん」こと馬場奏さん(同志社大学学生)に「ファシリテーショングラフィック」と云う文字やイラストで議論や講演を可視化する手法で、講演会の記録をとっていただきました。

■第3部■
第3部は、豊重館長を囲み、荒神山ファンクラブ・キックオフ大交流会を行いました。
まず本学地域共生センター長田端克行から交流会開会の挨拶があり、各ブースの紹介をし、
荒神山ファンクラブのキックオフ宣言を行いました。
参加者の方々が、豊重さんや、学生らと歓談し、賑やかな雰囲気となりました。

今後、彦根デザイン・カレッジは「荒神山ファンクラブ」として、里山の再生・保全に向け、自立的な活動を行います。
みなさま、今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。