彦根デザイン・カレッジ荒神山キャンパス「環境整備活動」にて重機を使った宇曽川の悪性水生植物の除去を行いました

2016年11月16日(水)、「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」事業として、宇曽川の悪性水性植物の除去作業を、荒神山自然の家が主体となり実施しました。
2か月前の9月3日に、同地点にて悪性水生植物である外来種のナガエツルノゲイトウの除去作業を実施しました。
作業の様子はこちら
しかし、その際に除去したナガエツルノゲイトウが再度繁殖し、猛威を振るっています。

今回は、滋賀県自然環境保全課および琵琶湖外来水生植物対策協議会の協力・支援をいただき、専門業者が行う重機による機械駆除を行いました。
大きな群落については、重機で駆除し、重機ではできない細かいところやその後の監視・除去を人の手で実施しようというものです。

日 時:2016年11月16日(水)9:00-11:00
場 所:宇曽川左岸および右岸(左岸リバーボート乗り場集合)
内 容:悪性水生植物の除去作業等
参加者:30名
当日の活動主体:荒神山自然の家

まず、琵琶湖博物館学芸員の中井克樹氏より、外来植物が生態系にどのように影響を及ぼすのかをわかりやくす解説頂きました。
ナガエツルノゲイトウは、観賞用の水草として日本に流通してきたと言われており、全国に爆発的に広がっています。
刈り取ってブルーシートの上においても、シートを突き破って根を張るほどの生命力、繁殖力を持っており、川の流れによって葉や根が流され、漂着すると、そこから繁殖し、群落を形成してしまいます。
対応策としては、群落を全て除去するという方法がとられていますが、人力では時間も人手も足りていない状況であることなどをお話しいただきました。

img_5532img_5555

※写真右 ナガエツルノゲイトウ ヨシなどの枯れ草からも繁殖する

そして、重機を使った除去作業が開始されました。林業用で使っているユンボを使い、対岸のナガエツルノゲイトウを群落ごと除去します。
まず、群落の根を陸から切り離し取り除きやすくする作業を行います。次に写真のアンカーを群落に打ち込み、対岸から重機でアンカーを引っ張ります。

img_5535img_5527

すると、アンカーに引っかかったナガエツルノゲイトウが群落ごと対岸に引き寄せられます。

 

img_5558img_5561

引き寄せたナガエツルノゲイトウを、重機でスパゲッティーを食べる要領で巻き取り、除去します。
重機を使うことで、大人数で半日かけても終わらない量のナガエツルノゲイトウを群落ごと除去することが可能になります。

 

img_5545img_5551

この作業で、対岸のナガエツルノゲイトウの除去が完了しました。
今後はヨシなど水草の間に生えてきたものを人の手で除去する、細かい作業を地道に行い、ナガエツルノゲイトウの繁殖を防ぐことが大事だと言います。

今後も、ナガエツルノゲイトウの除去を積極的に行い、生態系のバランスを崩さず、宇曽川をはじめとした荒神山周辺の環境を改善するため、
環境整備活動を推進します。

次回の環境保護活動は
2016年11月27日(日) 8:00-12:00 です。
27日は、環境整備活動後、参加者で松茸ご飯を食べ、荒神山麓の集落、下石寺集落にてまちづくり勉強会も合わせて実施されます。
皆様、ふるってご参加ください。

<お問合せ>
「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」
・滋賀県立大学 地域共生センター
Mail:coc-biwako@office.usp.ac.jp
Tel:0749-28-9851

・彦根市荒神山自然の家
TEL:0749-28-1871

平成28年度の環境整備活動はこちらから