「近江地域学会」カテゴリーアーカイブ

つながり研究会が地域おこし協力隊員交流会(8/23)のワークショップ企画を運営しました(2017/8/23)

2017年8月23日に「近江地域学会つながり研究会」の事業として、地域おこし協力隊員交流会のワークショップ企画を運営しました。

日 時:2017年8月23日(火) 14:00~17:00
場 所:コラボしが21 3階大会議室(大津市打出浜2-1)
参加者26名

 地域おこし協力隊は、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略に記載されるなど、都市から地方への移住を促進する制度として近年注目されています。よそ者である協力隊員が地元住民と協働しながら、地域が活性化している例もあれば、課題も見受けられます。
 8/23(水)にコラボしが21で開催された「地域おこし協力隊員交流会」では、つながり研究会のメンバーが、企画に関与するとともに当日の運営を行いました。

 まず、4つのテーブルにあらかじめ分かれてから、それぞれ地域おこし協力隊のOB・OGがファシリテーターとしてワークを進行しました。自己紹介から始まり、現在の協力隊の活動状況を各自が発表しました。その上で、滋賀県立大学人間文化学部人間関係学科の学生たちが、授業の一環で作成したアンケート項目に従い、7項目のレーダーチャートを作成しました。このワークで抽出する項目は、各項目に応じた課題関心、悩みの程度を記述することです。これによってお互いの課題関心がどこにあるかを「見える化」しました。

 ワークの冒頭から会場は熱気に包まれ、またその後のワールドカフェ(別のテーブルの議論を共有する時間)も大いに盛り上がりました。その後、各テーブルでまとめたものを成果として、メンバーが発表しました。

 日頃、各市町村で活動している地域おこし協力隊の皆さんのさまざまな経験知が集約された意義ある会でした。つながり研究会としても、今後の研究活動において、地域おこし協力隊制度に寄与する取り組みを進めていきます。
今回、ご参加された皆さん、どうもありがとうございました!

近江地域学会総会・研究交流大会 を開催します(2017.9.30)

滋賀県立大学では、平成25年度に文部科学省の採択を受け取り組んでいる「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」により、2014年2月「近江地域学会」を設立しました。本学会は、水平型・公開型のオープン・アソシエーションであり、地域課題解決のため研究者、地域で活動する人、NPO、企業、行政などが対話・交流できる場として研究活動を行っています。
このたび、通常総会の開催と合わせ、研究・活動の成果を共有する事例発表と、先進的な活動を行う講師からの基調講演、対談などを行う「研究交流大会」を開催いたします。
持続可能な地域づくりを実現する「びわ湖ナレッジ」の共有を図る機会とするため、ぜひ多くの皆様のご参加をお願いいたします。

タイトル: 「近江地域学会総会」および「近江地域学会研究交流大会」

日  程:2017年9月30日(土)(総会9:30~)10:10〜16:30

場  所: 滋賀県立大学 A2-202ほか(滋賀県彦根市八坂町2500)

研究交流大会テーマ:SDGsと地域の持続可能性―近江の“BUJIness(ブジネス)”モデル―

主催・共催:
(主催)近江地域学会、滋賀県立大学
(共催)彦根市、長浜市、近江八幡市、東近江市、米原市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町、滋賀県

プログラム
総会 9:30~
9:30- 第4回通常総会(近江地域学会学会員対象)

研究交流大会 10:10~
10:10- 開会挨拶(学会長:廣川 能嗣 滋賀県立大学学長)
10:15- 分科会説明・移動
10:20- 研究発表・事例報告「地域からの報告」
※3分科会程度に分れ実施
※発表募集を行っています、詳しくは下記のURLへ
http://coc-biwako.net/archives/4004.html

11:55- 昼休憩
(12:15-13:15) ポスターセッション

<午後の部開始>
13:30- 主旨説明(司会)
13:35- 来賓挨拶 西嶋 栄治氏(滋賀県副知事)
来賓挨拶 南川 喜代和氏(東近江市 副市長)
13:45- 基調講演 小坂真理氏(慶應義塾大学政策・メディア研究科特任講師)
タイトル 「SDGs って何?―滋賀から考える持続可能な社会」
14:45- 休憩
14:55- パネルディスカッション
テーマ「近江のSDGsビジョン―“BUJIness”という地域の持続可能性」
コーディネーター:上田 洋平(地域共生センター 助教)
パネリスト
-戸田 直弘氏(守山漁業協同組合)
-金 再奎 氏(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)
-野々村 光子氏(働き・暮らし応援センター“Tekito-”)
-林 実央氏(滋賀県社会福祉協議会/滋賀の縁創造実践センター)
-中野 佐統史氏( 滋賀県立大学人間文化学部国際コミュニケーション学科 学生)
【パネラー報告8分】×5件+ディスカッション

16:25- 閉会挨拶(総括) 田端 克行(滋賀県立大学理事・地域共生センター長)
16:30  閉会
16:30-17:00 名刺交換会

申込み・問合せ:
下記申し込み項目の内容を、以下の問い合せ先までお申込ください。
滋賀県立大学 地域共生センター(北井・水野)
〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500
Mail:coc-biwako@office.usp.ac.jp  Tel:0749-28-9851  Fax:0749-28-0220

申込項目
氏名:
かな:
所属:
Mail:
連絡先:
所在地/居住地:

(PDF) 近江地域学会 総会 地域シンポジウム チラシ


※クリックすると拡大します

近江地域学会研究交流大会 (2017.9.30)研究発表を募集します

滋賀県立大学「地(知)の拠点整備事業」の一環として設立された「近江地域学会」の平成29年度研究交流大会を開催にあたり、下記の要領で研究発表およびポスター発表の募集をいたします。
採択された研究事業・ポスターにつきましては要旨集としてとりまとめ、当日配布させていただきます。
皆様ふるってご応募ください。

1) 総会・研究交流大会 日時・場所
日程:2017年9月30日(土) (総会9:30~)10:10〜16:30
場所:滋賀県立大学 A2-202ほか(滋賀県彦根市八坂町2500)
詳細は、下記URLをご覧ください。http://coc-biwako.net/archives/3999.html

2) 研究交流大会テーマ
SDGsと地域の持続可能性―近江の“BUJIness(ブジネス)”モデル―

3) 主催・共催(※申請中)
主催:近江地域学会、滋賀県立大学
共催:彦根市、長浜市、近江八幡市、東近江市、米原市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町、滋賀県

4) 研究発表応募資格
研究代表者が発表時に近江地域学会会員であること。
※近江地域学会の入会については右URLをご参照ください http://coc-biwako.net/chiikigakkai.html

5) 研究発表応募日程
2017年9月4日(月) 応募受付締め切り
(2017年9月7日(木) 採否のご連絡 ※事務局より応募者へ連絡)
2017年9月20日(水)  研究発表 要旨締め切り
※発表用PPT等は9月27日(水)までに提出。別途追加配布資料がある場合、各自でご準備ください

6)募集テーマ
地域志向研究、まちづくり活動等、地域づくり全般に関わる内容について発表を受け付けます。
※申込数と内容を鑑み、事務局にてテーマごとに発表分科会を割り振ります。

7) 発表方法
研究発表・事例報告「地域からの報告」(10:20-11:55)において、テーマ別分科会に分れて研究発表を実施。発表の持ち時間は15分、会場からの質疑5分の計20分です。
発表にはパワーポイントを用いることができます。

8) 研究発表の選定について
ご応募いただいた研究発表については、募集テーマ毎に学会運営委員会において検討の後、改めて発表の採否のご連絡をさせていただきます。

9)研究発表要旨の形式について(提出期限:2017年9月20日(水))
研究発表要旨については、レジュメ形式かパワーポイント形式のいずれかを選択して下さい。公開を前提とした内容を準備してください。当日は冊子形式で配布(白黒印刷)し、後日、本学COC事業ウェブサイトでPDFデータを公開しますのでご了承下さい。
レジュメ形式の場合は、A4版で25字×45行×2段組み、図表を含み4頁とします。書式は採択された発表者に対して事務局から提示させていただきます。
パワーポイント形式の場合はスライド24頁をご用意ください。配布資料にはA4版1頁にスライド6頁掲載の形式で掲載します(発表用データではパワーポイント頁数の制限はありません)。

10)ポスター発表について
当日、ポスター発表も行いますので、研究成果等のポスター展示をご希望の方は2017年9月14日(木)までにお申し出ください。詳細をご案内させていただきます。

発表等お申し込み方法
下記リンクより、申込様式を取得の上、期日までに滋賀県立大学地域共生センターまでお申し込みください。
担当:北井・水野 MAIL:coc-biwako@office.usp.ac.jp  お問合せTEL:0749-28-9851

(PDF)研究発表募集 要項
(WORD)研究発表募集 要項

つながり研究会(8/1)を実施しました(2017/8/1)

2017年8月1日に「近江地域学会つながり研究会」の事業として、地域おこし協力隊員交流会(8/23)のための企画会議を実施しました。

日 時:2017年8月1日(火) 18:00~20:00
場 所:二丁目植堂(東近江市垣見町791-1)
参加者5名

 地域おこし協力隊は、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略に記載されるなど、都市から地方への移住を促進する制度として近年注目されています。よそ者である協力隊員が地元住民と協働しながら、地域が活性化している例もあれば、課題も見受けられます。今回のつながり研究会では、8/23(水)にコラボしが21で開催する「地域おこし協力隊員交流会」の企画会議を、二丁目植堂にて開催しました。
 交流会においては、日頃の協力隊の活動をワークショップ形式で意見交換を行いながら、今後の活動における目標設定、協働における心構え、新たなネットワークづくりを考えています。この際、滋賀県立大学人間文化学部人間関係学科の調査アンケートの設問も活用しながら、7項目のレーダーチャートづくりも挑戦する予定です。当日の交流会での活発な意見交換が期待されます。

第五回地域診断法研究会を実施しました(2017.7.31)

近江地域学会の研究会に位置付けられる「地域診断法研究会」は、本学地域共生センター鵜飼 修准教授が実施する「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究等を目的として毎月1回程度の研究会を開催しています。
この度、第五回目となる研究会を開催しました。


名称:第五回地域診断法研究会
日時:2017年7月31日(月) 19:00〜21:00
場所:ほほえみハウス(滋賀県彦根市石寺町)
内容:ファシリテーションについて
参加者:9名

第五回は、研究メンバーの一人より、「地域診断法におけるファシリテーションについて」をテーマに報告がなされました。
報告者は自身の経験も踏まえながら、WSを通して住民が主体的に「地域らしさの源泉」を発見することで、意識や情報の共有がなされるのではないか、
そのために、ファシリテーターは「安心して皆が発言できる場」「発言内容の尊重」を行うことにも注意を払わなければならないのではないか。
等の問題提起を行いました。

報告後の質疑応答では、正確な診断結果だけが目的なのか、住民が集まることに意義があるのか、
地域診断法におけるファシリテーターの役割とは何なのか、
について深い議論が交わされました。

第四回地域診断法研究会を実施しました(2017.6.26)

近江地域学会の研究会に位置付けられる「地域診断法研究会」では、本学地域共生センター鵜飼 修准教授が実施する「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究を目的に開催している研究会です。
この度、第四回目となる研究会を開催しました。

名称:第四回地域診断法研究会
日時:2017年6月26日(月) 19:00〜21:00
場所:ほほえみハウス(滋賀県彦根市石寺町)
内容:東近江市における地域診断法WSの事例報告
参加者:9名

研究メンバーより、東近江市における地域診断法WSの報告を行いました。
報告後は地域診断法WS後の自治体の動きについて掘り下げました。
事例を踏まえながら、WSの結果をどのように自治体が主体となってまちづくりに反映するのか、
行政がどのようにフォローをしていくのか、という点ついて議論が交わされました。

第三回地域診断法研究会を実施しました(2017.4.27)

「地域診断法研究会」では、本学地域共生センター鵜飼 修准教授が実施する「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究を通して人材育成や手法の普及をし、成熟社会の実現に寄与することを目的に活動しています。
この度第三回目となる研究会を開催しました。

名称:第三回地域診断法研究会
日時:2017年4月27日(木) 19:00〜21:00
場所:ほほえみハウス(滋賀県彦根市石寺町)
内容:米原河内区における地域診断法WSの事例報告
参加者:9名

今回は、研究メンバーより、3月26日に米原市河内地区にて実施された地域診断法WSの報告を行いました。
河内区地域診断法WSの報告はこちら

まず、地域診断法WSを実施した経緯説明がありました。
今回のWSは、本学と米原市の連携のもと、公募型地域課題研究の枠組の中で実施されています。
研究の目的は、米原市の実施している地域担当職員制度を活用し、モデル自治会において「地域診断法」を実践することで、地域の強みと弱みを把握すること、
それらを自治会カルテに反映し、有効な活用方法を見出すこと、地域の将来を見越した取り組みの一歩とし、研究結果を市内の自治会に広げること、です。
※地域担当職員制度・・・自治会からの依頼により、市職員が地域の一員となって、自治会の方々と共に地域課題の解決に取り組む制度
※自治会カルテ・・・地域が抱える課題等を導き出すための処方箋の一つとして、自治会に関する各種情報を一元化し、地域と市役所が一緒になって、その課題解決を図るための基礎資料。

次に、WSを実施に実施した河内の自治会についての報告です。
河内自治会は「河内区まちづくり委員会」を設置し、地域担当職員制度を活用しながら地域課題の解決に向けた取り組みを進めており、約10年前には自治会別地域診断を実施し、河内の魅力・自慢を住民で考えた過去があり、河内の魅力を再確認する目的でWSを開催したそうです。

次に、WSの様子を報告したのち、意見交換の時間をとりました。意見交換では、当日進行役のファシリテーターとして参加したメンバーを中心に、WSの最終成果物である「未来に継承したい河内区の〇〇」のグループごとの違いがなぜ生まれたのか、各グループどのようにWSを進行したか、
河内区まちづくり委員会の考えた10年前の「河内の魅力・自慢」と比較し、より踏み込んだ河内区の魅力を共有できた気づきなど
活発な意見が交わされました。

生きもの豊かな農村づくり研究会「第5回まいばら入江干拓マラソン」へ出展しました

COC事業の一環として2014年2月に設立した「近江地域学会」では地域課題ごとに取組みを行う研究会が活動しています。

滋賀県の生きものを育む農業のあり方について課題整理や議論、提案を行うことを目的に活動している「生きもの豊かな農村づくり研究会」では、「第5回まいばら入江干拓マラソン」にて滋賀県の豊かな生きものを育む農法の取組み等について紹介するブース出展を行いました。

出展日:2017年4月9日(日)10:00~14:00
内 容:
・パネル展示・魚のゆりかご水田の仕組みがわかるジオラマ展示
・動画での紹介
・魚のゆりかご水田米お米やおにぎりの販売
・生きものに配慮した無農薬野菜の販売やお味噌汁販売
ブース来訪者:約300名

当日のマラソン大会は、出走予定者など約1200名が集う一大イベントでした。
「魚のゆりかご水田米」を味わって知っていただくためにおにぎりを販売。同時に、活動内容を知っていただくため、各地域で取り組まれている関連イベントのチラシや活動紹介リーフレットを配布しました。

魚のゆりかご水田の仕組みがわかるジオラマには、水田魚道の仕組みがわかるように水を流しており、メダカが魚道や田んぼを泳ぐ仕掛けで展示。子どもたちの関心を惹き、食い入るように見つめる子も多かったです。
県外から出走された参加者も多くおられるとのこと。お米に関心を持って購入される方もありました。
販売と展示を通じて、生きものを育む農法を知っていただくきっかけになりました。

この「まいばら入江干拓マラソン」では、本学環境科学部の専門科目「環境フィールドワーク」でも連携しており、会全体のアンケート調査や地元店舗の出店協力などに学生や教員が参加しました。

貴重な機会をご提供いただきありがとうございました。

つながり研究会地域おこし協力隊座談会(3/29)を実施しました(2017/3/29)

2017年3月29日に「近江地域学会つながり研究会」の事業として、地域おこし協力隊座談会(3/29)を実施しました。

日 時:2017年3月29日(水) 18:00~20:00
場 所:滋賀県立大学地域共生センター2F会議室
参加者5名

 地域おこし協力隊は、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略に記載されるなど、都市から地方への移住を促進する制度として近年注目されています。よそ者である協力隊員が地元住民と協働しながら、地域が活性化している例もあれば、課題も見受けられます。今回のつながり研究会では、竜王町・地域おこし協力隊で活躍されている中村匡希さんをお招きし、日頃の活動報告、さらには今後の活動ビジョンについて語っていただきました。

 中村さんからは、竜王町の協力隊に着任までの「ご自身の課題意識」や「都会、田舎双方の暮らし方に対する考え方」など体験談を交えて時系列的にお話いただきました。
 特に、京都の大学院生時代からのボランティア活動から、竜王町への移住、弓道を通じたまちおこしの取り組み、さらには、活動拠点としての「ひだまり学舎」のDIY活動を通じた「つながりづくり」は、まさに地域おこし協力隊ならではのやりがい、模索、悩みが凝縮されたエピソードでした。
役場職員でも民間企業でもない、「地域おこし協力隊」としての「公人」的な暗黙の位置づけ、地域における同世代同士の交流機会の少なさを如何に克服するかを模索されているとのこと。そうした中での「ひだまり学舎」の拠点づくりは、地域の人々の協力(日曜大工なども含めて)新たなつながりが醸成されているとのことでした。
 4月8日には、「滋賀DIY郷コン~古民家横にみんなで納屋を立て土壁を塗りつつ、出会いの場!~」を開催するとのことで、さらなる地域内外の交流拠点として、精力的に活動を展開されています。
 
 ところで今回の研究会は、平成28年度の総括の会であることから、次年度に向けての計画の方向性を確認することもねらいとしてありました。
幸い、中村匡希さんは、本年4月より近江環人受講生として勉学されます。地域おこし協力隊の実務的な取り組みと、近江環人で学ぶ様々なまちづくりの方法論の習得、受講生同士のネットワークを活かした取り組みが期待されます。

 つながり研究会としても、今後、より県立大学の授業とも連動しながら、地域おこし協力隊が果敢に挑戦している地域課題について、学生や地域も巻き込みながら新たな解決方策を考えていく科目として、「地域デザインC、D(近江楽士(地域学)副専攻(アントレプレナーコース推奨)」を、後期から開講します。

 これまでの座談会登壇者からいただいた課題テーマを含め、滋賀県内にある地域資源を有効に使いながら、新たな地域産業の創出に資するような授業カリキュラムの展開を目指します。ぜひ、進捗については、このホームページにも掲載します。今後の展開にご期待ください。

第二回地域診断法研究会を実施しました(2017.3.23)

「地域診断法研究会」では、本学地域共生センター鵜飼 修准教授が実施する「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究を通して人材育成や手法の普及をし、成熟社会の実現に寄与することを目的に活動しています。

名称:第ニ回地域診断法研究会
日時:2017年3月23日(木) 19:00〜21:00
場所:滋賀県立大学地域共生センター
内容:多賀町における地域診断WSの事例報告
参加者:9名

第二回目となる本日は、多賀デザイン・カレッジとしても推進している大滝小学校での地域診断ワークショップの授業(詳細はこちら)、2017年3月5日に行われた萱原地区での地域診断ワークショップ(詳細はこちら)の事例報告を、研究会メンバーの一人が行いました。

大滝小学校での事例では、概要説明の後大滝小まつりで小学6年生が成果発表をした際のビデオを視聴し、その後参加者同士での意見交換を行いました。
小学校でワークショップをするにあたり、前もって学校内での合意形成をすること、教師の負担を減らすためにどうすれば良いか、小学1年生から付箋を使ったり、チームで知恵を出し合意形成を図る”付箋学習”が必要なのではないか、1回のワークショップではもったいないので、回数を増やせば良いのではないか、そもそも愛着を持たせることに違和感はないのか、など活発な意見交換を行いました。

萱原地区の事例では、概要説明の後、ファシリテーターによる感想や意見が交わされ、ワークショップ後の地域としての具体的な取り組みについても意見が交わされました。

近江地域学会つながり研究会 地域おこし協力隊座談会を開催します。(2017.3.29)

 滋賀県立大学は、文部科学省 平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択され「びわ湖ナレッジ・コモンズ -地と知の共育・共創自立圏の形成-」に取組んでいるところです。事業の一環として、平成26年2月に設立した「近江地域学会」の取組において、同学会員が「つながり研究会」を立ち上げ、企画運営しています。
 今回のつながり研究会では、竜王町の地域おこし協力隊の中村匡希さん(本年4月より近江環人受講生)をお招きして、 県立大学の近江環人、学部の地域教育と地域おこしとの接合をテーマとして座談会を行います。地域おこし協力隊員や近江環人をはじめ行政、民間、各種団体の方々のご参加をお待ちしています。

1.催事名:近江地域学会つながり研究会 地域おこし協力隊座談会(3/29)
2.日 時:2017年3月29日(水)18:00~20:00
3.場 所:滋賀県立大学地域共生センター2F会議室(ファミリーマート奥の建物内)彦根市八坂町3225  
4.定 員:20名
5.参加費:無料
6.主 催:近江地域学会 つながり研究会
7. 共 催:滋賀県立大学地域共生センター

8.内 容:
 開会挨拶
 話題提供 中村匡希さん(竜王町地域おこし協力隊)
      (本年4月より近江環人受講生として学ばれます)

県立大学の近江環人、学部の地域教育と地域おこしとの接合をテーマとして意見交換  

進行 萩原 和 滋賀県立大学地域共生センター准教授
上田洋平 滋賀県立大学地域共生センター助教

閉会挨拶

食堂での「魚のゆりかご水田米」提供を実施しました(2016.11.21,22,24)

COC事業の一環として2014年2月に設立した「近江地域学会」では地域課題ごとに取組みを行う研究会が活動しています。「生きもの豊かな農村づくり研究会」では、滋賀県の生きものを育む農業のあり方について課題整理や議論、提案を行うことを目的に研究会の開催や学内等を対象とした情報発信による啓発活動に取り組んでいます。

今回は、生きものを育む農業の普及・啓発の一環として、「魚のゆりかご水田農法」によって作られた「魚のゆりかご水田米」を滋賀県立大学生活協同組合の協力を得て、学生食堂(カフェテリア・ナシェリア・ピアニシモ)にて3日間提供いたしました。

お知らせ : 滋賀県立大学学生食堂で“魚のゆりかご水田米”を提供します(2016.11.21,22,24)
http://coc-biwako.net/archives/3088.html

実施は以下の体制で行いました。

(販  売)滋賀県立大学生活協同組合
(米の提供)農業組合法人フレンドリーファームいしでら(彦根市石寺町1197)
(企  画)近江地域学会研究会「生きもの豊かな農村づくり研究会」
(協  力)環境科学部生物資源管理学科  皆川研究室

初日には大学近隣の石寺町「フレンドリーファームいしでら」より生産者の方々が数名でお越しくださいました。展示や告知の様子をご覧になり、食堂で提供されているご飯を食べていただきました。

お米の提供に合わせて学生食堂「カフェテリア」では啓発ブースを設置。
滋賀県よりお借りした「魚のゆりかご水田模型」の展示とともに、ポスター展示を行いました。また、ご飯の提供ブース周辺での案内掲示や、食堂テーブルに三角POPを設置するなどし、より多くの学生・関係者の目にとまるように工夫しました。

さらに、提供期間中にはアンケート調査を実施。
 ①魚のゆりかご水田の認知度
 ②環境配慮の農法で作られたブランド米として、いくらまでの額であれば購入したいと思うか
について尋ねました。特に②では、日頃食堂で購入されているご飯の価格をもとに選択肢を設定しました。
アンケートは3日間で 187名 から協力をいただき、結果をまとめることができました。

まとめた内容は、2017年2月17日(金)から24日(金)までの1週間の間 カフェテリアで掲示し、ご覧いただきました。
価格上昇の許容範囲については、全体の73%が価格が高くなることを許容する回答となっていました。啓発による理解の促進、また関心が高い方がアンケートにご協力いただけたという側面はありますが、想定よりも高い割合の回答となりました。

今回の「魚のゆりかご水田米」期間限定提供は、県立大学生活協同組合のご協力とともに、新たに滋賀県の「魚のゆりかご水田米」認証を取得していただくなど協力いただいたフレンドリーファームいしでら様のおかげで行うことができました。誠にありがとうございました。

アンケート成果は今後の研究会活動での貴重な検証データとして活用させていただきます。

今後の活動も随時報告いたしますので、ぜひご参加ください。

第一回地域診断法研究会を実施しました(2017.2.21)

COC事業の一環として2014年2月に設立した「近江地域学会」に位置付けられる研究会の一つ「地域診断法研究会」では、鵜飼 修准教授が実施する「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究を通して人材育成や手法の普及をし、成熟社会の実現に寄与することを目的に活動しています。

本研究会の第一回研究会を、彦根市七曲商店街のTakumi Apartment にて開催しました。

名称:第一回地域診断法研究会
日時:2017年2月21日(火)19:00〜21:00
場所:Takumi Apartment
内容:地域診断WSにおけるファシリテーターのコツ・ノウハウについて(鵜飼)
参加者:10名

今回のテーマは「ファシリテーションのコツ 〜地域診断ワークショップでのポイント〜」でした。
鵜飼修准教授より、地域診断WSにおけるファシリテーションの概念、意味、ファシリテーターの技、スキルについてレクチャーを受け、スキルを高めるために日頃から気に留めておくことなど、普段では聞くことのできないような、細かいコツを伝授していただきました。

レクチャー後は懇親会とし、参加メンバーの、地域に対する思いや、自らと地域とのつながりなど個々人の思いを共有する場となりました。

地域診断法研究会準備会を開催しました(2017.2.6)

COC事業の一環として2014年2月に設立した「近江地域学会」では、地域課題ごとに取組みを行う研究会が活動しています。
この度、1月に発足した「地域診断法研究会」の準備会を実施しました。

地域診断法研究会では、本学の鵜飼 修准教授が実施する「地域診断法ワークショップ」のブラッシュアップを図るとともに、
進行役となるファシリテーターの育成・スキルアップ、ノウハウの研究を行うことで、ワークショップを実践することできる人財を増やし、
県内外へ手法の普及をし、もって成熟社会の実現に寄与することを目的に活動する研究会です。

本日は準備会として、研究会でどのようなテーマを取り上げたいか、どのように運営していくかを参加者の皆様と協議しました。


名称:地域診断法研究会
日時:2017年2月6日(月) 19:00〜20:30
場所:ほほえみハウス(滋賀県彦根市石寺町1283) 
参加者:10名
(近江環人地域再生学座卒業生、地域診断ワークショップ経験者、地域診断講演受講経験者など)
プログラム:挨拶・アイスブレイク
     趣旨説明
     研究会で取り上げたい内容について協議

研究テーマに関しては、「ワークショップの精度を上げるためにはどのような工夫をすれば良いか」「生涯学習と地域診断ワークショップを取り上げ、親和性の高いものにするには」
「ファシリテーターのコツについて知りたい」「他地域で実施されたワークショップの事例を詳しく知りたい」など積極的な意見が交わされました。

また本研究会では、内容の成果をまとめた冊子を作成することを目的の一つとしており、その構成についても話し合われました。

次回の研究会は2017年2月21日開催予定です。

社会人専門講座「生きものを育む農業を考える」を実施しました(2016.11.21,11.28)

COC事業の一環として2014年2月に設立した「近江地域学会」では地域課題ごとに取組みを行う研究会が活動しています。「生きもの豊かな農村づくり研究会」では、滋賀県の生きものを育む農業のあり方について課題整理や議論、提案を行うことを目的に研究会の開催や学内等を対象とした情報発信による啓発活動に取り組んでいます。

このたび本学が行う「平成28年度滋賀県立大学社会人専門講座」に連携し「生きものを育む農業を考える」をテーマに3回の講座を行いました。

テーマ:「生きものを育む農業を考える」

日 時:
2016年11月21日(月)3時限目(13:10~14:40)・4時限目(14:50~16:20)
2016年11月28日(月)4時限目(14:50~16:20)

講座日程・演題・講師:
◇第1回講座 11月21日(月曜日) 3時限目(13:10~14:40)
 「田んぼが育む生物多様性」環境科学部生物資源管理学科 皆川明子助教
◇第2回講座 11月21日(月曜日) 4時限目(14:50~16:20)
 「田んぼの生きものを守る小さな取り組み」環境科学部生物資源管理学科 皆川明子助教
◇第3回講座 11月28日(月曜日)4時限目(14:50~16:20)
 「生きものがお手伝い」環境科学部生物資源管理学科 増田佳昭教授
 【ゲスト講師】喜多酒造(株)代表取締役社長 喜多良道 氏

参加者:12名

開講にあたり、本学事務局次長 木村から挨拶を行いました。今回の講義では、本研究会のテーマでもある「生きものを育む農業」について、技術的な部分も含めて講義を行いました。次長からは、農業に関する幅広い知識とともに、講義を通して専門的な広い視点をえてもらいたい、と期待をお伝えしました。

第1回講座は「田んぼが育む生物多様性」として皆川明子助教が行いました。
唱歌「春の小川」の歌詞にある風景から、農村の光景を想像し、かつての農村景観を作り出した環境について解説しました。
特に、水田での魚の繁殖についても紹介し、中国で世界農業遺産に選ばれている「稲田養魚」についても紹介しました。
水田の環境に適応した生物が生き残って作り上げている生態系が農業の暦によって同影響を受けるかなど、グラフなどを示しながらお話し、生きものを育む農業についての導入を行いました。

続けて行われた第2回講座では「田んぼの生きものを小さな取り組み」として、実験を交えた機会となりました。
まず整備によって変化した水田環境を紹介。これまで水田や水路で生活してきた生物が生き残れなくなってきたことをデータを交えて解説しました。さらに、各地で取り組まれている水田魚道や水路の脱出工を例に生きものを残すための工夫を紹介し、手法に辿り着くまでの実験とその結果についても紹介しました。
これらをもとに、別室にて皆川研究室の学生などの支援のもと、実験を行いました。

1つめは「メダカはどのぐらいの流速を泳ぐことができるか」2つめは「カメはどこまでの落差を乗り越えられるか」でした。メダカを使った実験では、水量で流速を変え、水草など水流を遮るものがある場合とない場合などを比較しました。カメの実験では、傾斜の違いの検証ともに、カメが登っていける素材についても合わせて実験を行いました。
また、滋賀県よりお借りした「魚のゆりかご水田」の水田魚道の模型でもメダカを使って遡上実験を行いました。
いずれの実験も、少し条件を変えただけで生物の反応がまったく異なり、受講生が観察していてもすぐに変化を理解できました。どのような条件であれば生きものが残りやすい環境が作れるか、工夫や検証方法を合わせて具体的に学ぶことができた機会となりました。

 

第3回講座では、テーマを「生きものがお手伝い」とし、環境や生きものを守る農法で作られた農産物のブランド化や、それらを使った六次産業商品について紹介し、農法による商品の付加価値を学びました。
この回では増田佳昭教授が登壇し、滋賀県で取り組まれている「環境こだわり農法」などを取り上げ、環境を守る農法・農産物について紹介しました。
また農法と共にそれらの農産物の「付加価値」に着目、品質と価格、安全性が購買者(消費者)にどのように受入れられ購買につながるかを商品購買価格の分析などを例にして解説しました。

さらに、ゲスト講師として喜多酒造株式会社 喜多良道社長にもお越しいただき、喜多酒造で取り組まれている商品の中でも地域の景観保全の活動による「権座」の取組などを紹介していただきました。環境配慮のお米が使われていることや、商品を通して地域保全の活動が盛りあがることを意図して協力されていることを紹介、このような商品についても農産物と同じく消費者に背景を知ってもらうことが大切、と述べられました。

12名の受講生はいずれも環境に関心が高く、3回の講義を通して熱心に質問が挙っていました。教員やゲスト講師に直接疑問を投げかけ、話題や関心がさらに深まっており、有意義な講座となりました。
ゲスト講師の喜多社長、ご参加の皆様に御礼申し上げます。

研究会の活動は以下のリンクにまとめています。
また本ウェブサイトにて開催告知などを行いますので、ご関心あるものにぜひご参加ください。
生きもの豊かな農村づくり研究会
http://coc-biwako.net/ikimono-nosonkenkyukai.html

近江八幡デザイン・カレッジ「近江八幡未来づくりキャンパス」セミナー(2016.11.26.)を開催しました

文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の一環として、滋賀県立大学は近江八幡市ならびに地域の事業団体等と連携し、地域人材育成拠点「地域デザイン・カレッジ」の運営に取り組んでいます。

平成27年10月近江八幡市による「近江八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定され、その中で市民と学生が共に創造的・実践的に学ぶ場として「近江八幡未来づくりキャンパス」が提案されました。「近江八幡デザイン・カレッジ」では、これまでの活動をさらに発展させ、平成28年度より「近江八幡未来づくりキャンパス セミナー」の運営に協力しています。

11月26日近江八幡において、第6回目となる「これからのコミュニティづくり」が開催されました。

未来づくりキャンパスセミナー 「これからのコミュニティづくり」
日 時:2016年11月26日(土)14:00~17:00
場 所:近江八幡商工会議所 特別会議室(近江八幡市桜宮町231-2)
参加数:18名(参加7名、主催者関係者11名)
主 催:近江八幡デザイン・カレッジ 近江八幡未来づくりキャンパス
(滋賀県立大学・近江八幡市・近江八幡商工会議所・安土町商工会・株式会社まっせ)

プログラム:
(第1部)話題提供 「これからのコミュニティづくり」
第6回目は、滋賀県立大学 名誉教授 仁連孝昭より話題提供を行い、これからの社会での「コミュニティ」の必要性とともに創造的なコミュニティづくりに欠かせない人々のコミュニケーションのあり方について講話しました。

仁連 名誉教授からは、今後、社会が人口減少を迎える中で、これまでに培われてきた社会システムは維持が困難になるとし、これまでとまったく違ったシステムの創出と、新しいシステムを持った開かれたコミュニティの必要性を示されました。

(第2部)ワークショップ/発表・まとめ
話題提供を受けて、ワークショップでは「災害時、電気が止ったときどのように生活を維持していくか」をテーマに、既存の社会システムが危機に陥ったとき、生活を維持するために必要なコミュニティの役割等について意見を出し合い、考えました。

「電気が止った」ことを想定すると、家電製品はもちろん、水、ガソリンなどの燃料不足、冷暖房等の設備が使えないことなど、様々な困難が考えられました。日頃、大がかりな社会システムで運用され、安心して使っている仕組みがなくなることを想定すると、代替する仕組みを考え出すことはとたんに難しくなり、なかなが意見がでない場面もありました。
そのうち、ローカルで使える電力システムや、蓄電の仕組み(電気自動車の利用なども含む)の普及などエネルギーの確保について意見が集まり始め、またそれぞれの仕組みを利用し合え、考え合えることの重要さから「市民の意見が出やすい仕組み」や「居住者の多様性」「参加しやすい・声をかけやすい」活動や団体づくりなど、市民参加とコミュニケーションの重要性にも意見が集まりました。
また、様々な経験によって生きる力を培えているかどうか、という部分にも議論がおよび「教育」の方向性や多様な「体験」をしていること、なども必要な要素として議論されました。

意見を交わす中で、市民が地域づくりに参加して自発的に意見を言うこと、自立した市民によるまちづくりが行われていること、ということが、いざというときの暮らしの維持にもつながる、と「市民参加」について意見が集まったことが印象的な意見交換となりました。

(第3部)滋賀県立大学COC公募型地域課題研究報告会(近江八幡市)
最後に、第3部として、平成27年度に実施された滋賀県立大学COC公募型地域課題研究事業の近江八幡市域での研究事業について成果報告を行いました。

ここでは、平成27年度に実施され「未来づくりキャンパスセミナー」とも関連の深い以下2つの研究事業の報告を行いました。
 ①近江八幡市における新しい人材育成拠点の実践と検証
  研究代表者:松岡拓公雄(亜細亜大学/滋賀県立大学名誉教授)
  地域連携研究員:田口真太郎(㈱まっせ)、根津暁子(NPO法人百菜劇場)
 ②西の湖の葦を利用した仮設パヴィリオンの基本デザイン
  研究代表者:白井宏昌(環境科学部・教授)
  地域連携研究員:田口真太郎(㈱まっせ)
  研究分担者:松岡拓公雄(滋賀県立大学名誉教授)、永井拓生(環境科学部・助教)

本学名誉教授 松岡からは「近江八幡市における新しい人材育成拠点の実践と検証」事業の報告とともに、平成25年度に実施された公募型地域課題研究から継承・発展してきた近江八幡市での地域資源を活かしたまちづくりについて経緯をふまえた実施報告を行いました。
一連の活動の中では、次の成果報告にある西の湖の葦利用の活動へも派生するなど、継続した地域連携活動によって各分野で実践の機会を作りだしています。
昨年度の研究は、市の「まち・ひと・しごと創生会議」とも連携し、様々な立場の人が参加する中でまちづくりについて議論をする場「未来づくりキャンパス」と、今回第6回の開催となった「未来づくりキャンパスセミナー」へとつながりました。

続いて、「西の湖の葦を利用した仮設パヴィリオンの基本デザイン」について、研究分担者の本学助教 永井から報告を行いました。
本研究事業は平成28年度も継続して取り組まれており、9月には「葦パヴィリオン」として葦だけを使った構造物「葦ドーム」の組み立て・展示が行われました。成果報告では、その作業経過も紹介しながら、そこに至る設計・計画段階にあたる平成27年度事業を紹介しました。
実際に形になった「葦ドーム」の造形を目にしながら、前段階に実施された構造設計や載荷試験を通じた検証について説明され、構造設計・耐震設計の専門分野を活かしてまちづくりに貢献する研究の視点が紹介されました。
この活動は、まちなかの空間創出に葦素材を活用した構造物を活用していくという目的からも、継続して実施し、空き家活用やアートなどとのコラボレーションにも発展したい、とこれからの構想も紹介しました。

閉会
最後に「近江八幡未来づくりキャンパス」代表の仁連から、来年度の取り組みへの継続した参加を呼びかけ、閉会となりました。

本年度に開催を計画していた「未来づくりキャンパスセミナー」は本6回目の開催で終了となりました。
引き続き検討会で計画を行い、今後の取り組みへとつなげて参ります。
引き続き当ウェブサイトでの発信を行いますので、ぜひ積極的にご参加ください。

つながり研究会地域おこし協力隊座談会(12/14)を実施しました(2016.12.14)

2016年12月14日に「近江地域学会つながり研究会」の事業として、地域おこし協力隊座談会(12/14)を実施しました。

日 時:2016年12月14日(水) 18:00~20:00
場 所:Cafe & Bar 隣町パーラ1F(JR米原駅西口前)
米原市下多良1丁目2番地米原エンジンビル
参加者17名

 地域おこし協力隊は、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略に記載されるなど、都市から地方への移住を促進する制度として近年注目されています。よそ者である協力隊員が地元住民と協働しながら、地域が活性化している例もあれば、課題も見受けられます。今回のつながり研究会では、米原市・水源の里まいばら民藝創生みらいつくり隊員として活躍されている安達正史さん、林和浩さん、みらいつくり隊OBの柳生のびさんをお招きし、日頃の活動報告、さらには今後の活動ビジョンについて語っていただきました。

座談会の心得として
参加者どうしが、新たな気づきを得て、地域に持ち帰り新たな実践につなげる場
(便宜上、話題提供者として登壇しているが、立場上はフラットな関係)

話題提供者⇒話題提供を通じて、現状を第三者に伝えて、夢を宣言!
(賛同する仲間づくり=つながりづくり)

聴衆⇒自身の視点から、どうやれば話題提供者の夢が叶うかを真剣に考える
(聴衆は、それぞれの分野で専門的な知識や経験を持つ人たち)
⇒異なる視点から俯瞰(ふかん)する
⇒登壇者の夢を叶える(持続する)ためのアイデアやパートナーシップについて 
 知恵を与える

を事前に確認しながら、座談会を行いました。

 水源の里まいばら民藝創生みらいつくり隊員とは、伝統の素材や技術、文化を現代の暮らしにいかす新しい民藝を創生するとともに、地域の活力づくりに挑戦する若手モノづくり職人を都市等から誘致し、米原市でのモノづくりを通した自己実現の支援と定住の促進を図る取り組みです。(※市HPより抜粋)
 今回の登壇者の安達正史さんは染色家として、林和浩さんはガラス工芸家の立場から地域おこしに関わっておられます。また、平成24年4月に第2期隊員として活動された柳生のびさんは、現在も市内曲谷地区を拠点に伊吹の自然環境、地域資源を活かした地域おこしを展開されています。三名の皆さんの自己紹介ののちに、現在の取り組みについてご説明いただきました。

 まず、安達正史さんはもともと島根県の出身で、染色家として本年度より米原市甲賀に移住されて活動されています。キッカケは、伊吹の天窓のイベント運営に関わったことだとのこと。移住先の近くに、このイベントで知り合った方がもともとお住まいだったこともあり、移住の不安も特になく、創作活動に打ち込まれているそうです。現在は、草木染めの体験教室なども企画され、市民向けに草木染の普及啓発にも力を注がれています。

 林和浩さんは、栗東市のご出身で、ガラス工芸を学ぶために海外に修行に出られたご経験があるとのこと。学びはじめの頃、日本にはまだ定着していなかったガラス工芸の技法が、海外にしかなかったため、一念発起で渡航されたそうです。現在は、米原の自然環境に魅了されながら、落ち着いた雰囲気で創作活動ができるとのことでした。ご自身の作風としては、作品を見た人が、それぞれの解釈で鑑賞してもらうことを重視し、あえてコンセプトを与えず、ありのままの造形を見て、感じてもらうことを大切にされているとのことです。

 柳生のびさんは、みらいつくり隊OBとして引き続き、米原で定住され精力的に活動を展開されています。拠点となる集落のほかに、米原旧市街地にある「わっか」(代表 振角大祐さん)の拠点を活用した「こども食堂」、「まなびあいの会」の取り組み、さらに上丹生の「冒険遊び場」の企画運営をされているとのことで、座談会当日はその開催告知もしていただきました。

 三名の皆さんそれぞれが、活動の軸を持っておられ、そうした活動が米原市の方々に認知される一方、安達さんや林さんからは、より活動や作品に込められた想いを伝えるためにも、情報発信の媒体、体制をどのように構築していくか課題とのコメントをいただきました。また活動の拠点や協働していく場の必要性も、参加者からの質問に対して、三名の方がお答えいただく中で浮き彫りとなってきました。
 他方、みらいつくり隊の担当窓口であるみらい創生課の方からは、「民藝」のコンセプトを活かす上でも、自由な発想で展開してもらうことを大切にしたいので、その点では、他地域の協力隊と比べても柔軟性な対応で推進できている旨のコメントをいただきました。
 なお、協力隊後の定住に関してですが、柳生さんの場合は、隊員として活動していた古民家に引き続きお住まいであるとともに、地域での役職も担うようになり、地元の協力も得ながら地域づくり活動に関わっておられます。
 こうした話を通じて、参加者からは、活動の持続性について、ビジネス的な視点でのコメントもいただきました。現状で、三名の方々は、それぞれ自立した取り組みとして活動を継続されていますが、将来的な構想や夢を実現するためにも、ビジネスの視点は重要だとの認識で一致していました。ただその一方で、どのような部分を有償とし、それ以外の部分を無償とするかは課題であるとのコメントもなされました。

 以上のような活発な意見交換、情報共有は、隣町パーラの協力のもとで実施できました。オーナーの立澤竜也さんからは、隣町パーラのコンセプトや取り組みもご紹介いただき、あらたな地域活動の拠点として活用してほしい旨をご案内いただきました。

 このように、地域おこし協力隊の取り組みを、つながり研究会の座談会として継続的に交流の場を盛り上げていこうと考えています。また、今回、話題提供に加わっていただいた三名の皆さんには、次回の座談会では参加者として関与いただき、つながり研究会を盛り上げていただければと思います。
 今後、滋賀県立大学としても、これまでの座談会登壇者からいただいた課題テーマを含め、滋賀県内にある地域資源を有効に使いながら、新たな地域産業の創出に資するような授業カリキュラムの展開を目指します。ぜひ、進捗については、このホームページにも掲載します。今後の展開にご期待ください。

近江地域学会つながり研究会 地域おこし協力隊座談会(12/14)を開催します(2016.12.14)

滋賀県立大学は、文部科学省 平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択され「びわ湖ナレッジ・コモンズ -地と知の共育・共創自立圏の形成-」に取組んでいるところです。事業の一環として、平成26年2月に設立した「近江地域学会」の取組において、同学会員が「つながり研究会」を立ち上げ、企画運営しています。
 このたび、米原市「水源の里まいばら民藝創生みらいつくり隊」隊員の安達 正史さん、林 和浩さん、隊員OB 柳生 のびさんをお招きして、日頃の活動報告や今後の活動ビジョンについて参加者と意見交換をする「座談会」を開催する運びとなりました。
 下記内容で開催しますので、ぜひご参加ください。

1.催事名:近江地域学会つながり研究会 地域おこし協力隊座談会(12/14)
2.日 時:2016年12月14日(水)18:00~20:00
3.場 所:Cafe & Bar 隣町パーラ 1F(米原市下多良1丁目2番地 米原エンジンビル)
4.定 員:20名
5.参加費:1000円(※軽食付き)
6.主 催:近江地域学会 つながり研究会
7. 共 催:滋賀県立大学地域共生センター
8.内 容:

 開会挨拶
 話題提供  
 安達 正史さん(水源の里まいばら民藝創生みらいつくり隊 隊員)
 林 和浩さん(水源の里まいばら民藝創生みらいつくり隊 隊員)
 柳生 のびさん(水源の里まいばら みらいつくり隊 隊員OB)
 
 意見交換  

 進行 
 萩原 和 滋賀県立大学地域共生センター准教授
 上田洋平 滋賀県立大学地域共生センター助教
 
 閉会挨拶

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PDFデータ

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滋賀県立大学学生食堂で“魚のゆりかご水田米”を提供します(2016.11.21,22,24)

 滋賀県立大学は、文部科学省 平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業))」に採択され、地域における課題解決に大学の教育・研究・社会貢献の力を以ていっそう取り組んでいけるように事業を推進しているところです。

 COC事業では、平成26年2月に「近江地域学会」を設立し、県域で取り組まれている地域課題をテーマに情報交換・研究に取り組む分科会「研究会」を組織し、それぞれが活動しています。そのうちの1つである「生きもの豊かな農村づくり研究会」が、「生きもの田んぼ米」や「魚のゆりかご水田米」の普及・啓発に取り組み、本学学生食堂「カフェテリア」において、期間限定の「魚のゆりかご水田米」提供を行うこととなりました。 学生食堂は一般の方でもご利用いただけます。この機会に、ぜひお召し上がりください。

1.名 称
  滋賀県立大学食堂での 大学地元 彦根市下石寺 産「魚のゆりかご水田米」提供

2.日 程
  2016年11月21日(月)、22日(火)、24日(木) 合計3日間

3.場 所
  滋賀県立大学生活協同組合(学生食堂)
  カフェテリア ・ ピアニシモ ・ナシェリア  

4.時 間
  カフェテリア営業時間:11:00~14:00/18:00~20:00
  ピアニシモ営業時間 :11:00~16:30
  ナシェリア営業時間 :11:00~14:00
  ※各営業日ご飯の売り切れまで
  ※ご飯が使用される商品すべてが魚のゆりかご水田米になります

5.白ご飯の提供価格
  Lサイズ350g133円、Mサイズ250g102円、Sサイズ170g82円、SSサイズ110g61円

6.実 施
 (販  売)滋賀県立大学生活協同組合
 (米の提供)農業組合法人フレンドリーファームいしでら(彦根市石寺町1197)
 (企  画)近江地域学会研究会「生きもの豊かな農村づくり研究会」
 (協  力)環境科学部生物資源管理学科  皆川研究室

7.その他
①提供期間前から期間終了までの間、カフェテリア内で魚のゆりかご水田模型(滋賀県所有)の展示などPRブースを設け、啓発活動を行います。

②11月21日(月)・11月28日(月)の2日間、社会人専門講座「生きものを育む農業を考える」を実施し、環境こだわり農業や生きものを育む水田の技術や県の取り組みについて紹介する講座を行います。
詳細は以下のリンクからご覧ください。
http://coc-biwako.net/archives/2890.html

写真:フレンドリーファームいしでらと魚のゆりかご水田プロジェクトの圃場
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生きもの豊かな農村づくり研究会連携「滋賀県立大学社会人専門講座」が開講します(2016.11.21,11.28)

COC事業の一環として2014年2月に設立した「近江地域学会」では地域課題ごとに取組みを行う研究会が活動しています。
「生きもの豊かな農村づくり研究会」では、滋賀県の生きものを育む農業のあり方について課題整理や議論、提案を行うことを目的に研究会の開催や学内等を対象とした情報発信による啓発活動に取り組んでいます。

このたび「生きもの豊かな農村づくり研究会」が、本学が行う「平成28年度滋賀県立大学社会人専門講座」に連携し連続講座を開講することとなりました。

この講座は、開かれた大学・県民の大学として滋賀県立大学が行う生涯学習の一環であり、専門的な内容を数回に分けて学ぶことができます。今回は、本研究会の取り組みテーマである「生きものを育む農業」について2日間、3回の講座を計画しました。
ご関心ある皆様のご参加をお待ちしております。

※お申込み方法は下部掲載のチラシ、または以下のテキスト等からご確認ください

テーマ:「生きものを育む農業を考える」

日 時:
2016年11月21日(月)3時限目(13:10~14:40)
2016年11月21日(月)4時限目(14:50~16:20)
2016年11月28日(月)4時限目(14:50~16:20)

講座日程・演題・講師:
◇第1回講座 11月21日(月曜日) 「田んぼが育む生物多様性」
 3時限目(13:10~14:40)
 環境科学部 生物資源管理学科 皆川明子 助教

◇第2回講座 11月21日(月曜日) 「田んぼの生きものを守る小さな取り組み」
 4時限目(14:50~16:20)
 環境科学部 生物資源管理学科 皆川明子 助教

◇第3回講座 11月28日(月曜日) 「生きものがお手伝い」
 4時限目(14:50~16:20)
 環境科学部 生物資源管理学科 増田佳昭 教授
 【ゲスト講師】喜多酒造(株)代表取締役社長 喜多良道 氏

会場:
滋賀県立大学交流センター1階・研修室

定員:
20名(全3回に出席可能な方)

受講料:
3,000円(初回当日受付で納入頂きます)

申込方法:
FAX、郵送、ハガキ、E-mailで受け付けます。
住所、氏名、年齢、性別、電話番号(自宅・携帯)、E-mailアドレスを記入の上、下記滋賀県立大学地域連携推進グループまでお申し込み下さい。申込後、事務局より受付完了の旨連絡します。

申込締切
平成28年11月9日(水)まで(申込先着順)

申込・問合せ先
滋賀県立大学地域連携推進グループ
〒522-8533 彦根市八坂町2500番地
TEL 0749-28-8210 FAX 0749-28-8473  E-Mail chiiki_grp@office.usp.ac.jp

【Link】本学ウェブサイト告知:平成28年度滋賀県立大学社会人専門講座の受講生を募集します
【PDF】 平成28年度滋賀県立大学社会人専門講座案内・申込書

20161121-1 20161121-2