長浜デザイン・カレッジ 「まちづくり実践講座」第3回を開催しました(2017.8.30)

本学では「地(知)の拠点整備事業(文部科学省事業)」による人材育成の取組みの一環として、長浜市との「連携協力に関する協定」に基づき「長浜デザイン・カレッジ」を設置。長浜市市民活躍課市民活動支援室および ながはま市民活動センターと連携した運営を行っています。
「長浜デザイン・カレッジ」では、昨年度より、長浜市内の地域づくり協議会をはじめ地域づくりに関わる人材が、地域活動のノウハウや視点を身に着け、主体的な活動を実現できることを目指し、人材育成講座を行っています。
今年度は「まちづくり実践講座」として、実際に取り組むプロジェクトづくりにつなげやすい連続講座を実施しています。

8月30日(水)、第3回目の講座を開催しました。

まちづくり実践講座
③ やりたいことを形にしよう~活動を形づくる、企画する力~

日 時:2017年8月30日(水) 13:30~16:30
場 所:長浜市役所
参加数:25名(内訳:参加者20名,市2名,大学2名,現地講師1名)
講 師:暮らシフト研究所  藤田 知丈氏
滋賀県立大学地域共生センター助教 上田 洋平
主 催:ながはま市民活動センター、長浜デザイン・カレッジ(長浜市、滋賀県立大学)

内容:
第3回目は、これまでの「まちづくり実践講座」を活かした「企画づくり」に取り組む機会として実施しました。
あらかじめ、地域づくり協議会のエリアをベースとしたグループに分かれていただき、地域に根ざしたプロジェクト提案に取組みました。

まずはグループのお互いを知ることから。
アイスブレイクとして「人生折れ線グラフ」のシートを使い、自らの人生をもとに自己紹介し合いました。折れ線グラフの横軸は年齢、縦軸は地域と人生に関わることで自由に設定してもらいました。例えば、「地域とのつながり」を表現した人や「人生の充実度」を表現した人などがあり、それぞれ独自の視点での人生紹介に会場が一気に盛り上がりました。

続いて、この日の課題である企画づくりを進める上での共有事項を、本学地域共生センター助教 上田から説明しました。また、イメージをつかんでいただくために、8月中旬に学生等が取り組んだ「地域デザインA/地域再生システム特論」での地域への提案をまとめた模造紙を見本として紹介しました。
(※「地域デザインA/地域再生システム特論」の様子はこちらのページで紹介しています
http://coc-biwako.net/archives/4019.html

そして、企画づくりに重要な視点を知るため、「暮らシフト研究所」藤田知丈氏から、身近な事例を踏まえ、企画立案の考え方をわかりやすく講義いただきました。
さらに、第2回の講義で見学した米原市大野木地区の取組みを元に、宿題として個々に考えていたただいていた「地域づくりに必要なポイント7ヵ条」を各グループから1つずつ披露してもらい、合計7つの視点を唱和して共有しました。

グループワークの時間では、講師のサポートも受けながら、それぞれのグループが積極的に意見を交していました。第1回の地域診断法ワークショップによる特性の整理とキャッチコピーづくり、第2回の実際の取組事例も念頭に置きながら企画検討を進めてもらい、少しずつ企画が形になってきていました。

最後には、グループワーク終了時点での発表をしてもらいました。
それぞれのグループからは、若手移住者を対象にした企画や、拠点施設を活かしたまちづくり事業、きずなづくりに多世代で地域の特産品を栽培する事業、郷土料理を通じた新旧住民の交流事業、憩いの場としての農業体験公園を整備する、など多彩な取組みが紹介されました。いずれの企画も地域課題と特徴を捉えて形になっており、収益を見越したプランもありました。

グループワークでの企画検討は、次回第4回目までに仕上げてくることが宿題となりました。次回は10月4日(水)に開催、それぞれのグループで考えた企画についてプレゼンする発表会を行います。
さっそく打合せの日程調整をするグループもあり、今日の勢いを持って約1ヶ月後の発表会まで取り組んでいただきたいと思います。