長浜デザイン・カレッジ 「まちづくり実践講座」第1回を開催しました(2017.7.4)

本学では「地(知)の拠点整備事業(文部科学省事業)」による人材育成の取組みの一環として、長浜市との「連携協力に関する協定」に基づき「長浜デザイン・カレッジ」を設置。長浜市市民活躍課市民活動支援室および ながはま市民活動センターと連携した運営を行っています。
「長浜デザイン・カレッジ」では、昨年度より、長浜市内の地域づくり協議会をはじめ地域づくりに関わる人材が、地域活動のノウハウや視点を身に着け、主体的な活動を実現できることを目指し、人材育成講座を行っています。
今年度は「まちづくり実践講座」として、実際に取り組むプロジェクトづくりにつなげやすい連続講座を実施しています。

講座は連続4回で実施します。
初回となる講座を7月4日(火)に開催しました。

まちづくり実践講座
① 地域に何が必要か? ~魅力を発見する力~

日 時:2017年7月4日(火) 13:30~16:30
場 所:長浜市役所多目的室1・2(長浜市八幡東町632)
参加数:28名(内訳:参加者20名,ながはま市民活動センター2名,市4名,大学2名)
講 師:滋賀県立大学地域共生センター准教授 鵜飼 修
主 催:ながはま市民活動センター、長浜デザイン・カレッジ(長浜市、滋賀県立大学)

内容:
 この人材育成講座には、長浜市地域づくり協議会に所属し委嘱を受けられた「地域活力プランナー」や、長浜市社会福祉協議会の生活支援コーディネーター、一般募集へ応募された市民の方が参加しました。
 長浜市市民活躍課市民活動支援室から本講座の主旨を紹介した後、市民協働部 米田次長から開会にあたり挨拶をいただきました。米田次長からは市内の課題を解決する地域づくりの取組みについて、期待を寄せていただきました。

 今回の講義では、滋賀県立大学地域共生センター准教授 鵜飼が講師となり「地域診断法ワークショップ」の手法を使った、地域の特色を見いだす手法について紹介しました。

 鵜飼からは、地域の特徴を活かした地域課題の解決の取組みを展開することが大切である、として、地域特性を共有する方法として実践されている「地域診断法ワークショップ」の具体的進め方を伝えました。過年度に行われた「公募型地域課題研究」で整備されている「地域診断法ハンドブック」をテキストに、ワークショップの進め方を説明しました。
 その後、グループワークでは、実際に手法を実践。
 地域の特徴をワンフレーズにまとめた「未来に継承したい○○地域の□□□□□□□」を考え出すため、手順を追って作業しました。
 まずは、地域にある資源や自慢、好きなところなどについて1人10個程度挙げて、付箋に書き留めました。グループはあらかじめ市内でも近いエリアにお住まいの方たちで分かれており、奥琵琶湖地域や長浜南部地域などまとまったエリアの話題を元に意見を交しました。

 次ぎに、KJ法を使った整理を行いました。各人で記した付箋を披露し、似たものをまとめ、まとまりごとにそのグループを説明する見出しを付けて行きます。出てきた見出しは、地域の特徴を集約して表したものです。次の段階では、その見出しのキーワードを使い、次世代に継承したいと考えられるワードと、それがどう他の要素とつながりあっているかを”魚の骨の形”に置き換えて再構成しました。
 短時間のグループワークでしたが、試行錯誤をしながら、各地域の特色を反映した成果物ができあがりました。

 最後にはグループの成果を全体の場で紹介し、ふりかえりを行い、4つのグループから「未来に継承したい奥琵琶湖地区の みんなで助け合う結いの心」「未来に継承したい南長浜地区の豊かな自然・文化・暮らしやすさ」「未来に継承したい郷里地区の生活に根づく人・歴史・自然」「未来に継承したい神照・湯田地区の清い水と美しい景観が残る住みよいまち」というフレーズが紹介されました。
 最後に、各地域の特徴を見いだし、まちづくりに活かす、「地域診断法ワークショップ」の意図を改めて紹介して、鵜飼からの講義を終了しました。

 
 終了後は、地域で独自にワークショップに取組み「未来に継承したい○○地域の□□□□□□□」を考えてくることを宿題としました。
 次回の講座では現地視察を行い、地域での取組み実践について学びます。
 引き続き参加者の皆さんのご参加をお待ちしています。