現場は地域だ!地域まちづくりフォーラムにて滋賀県立大学COC 公募型地域課題研究報告会(米原市)が実施されました

9月1日、ルッチプラザにおいて、米原市地域振興課が主催する「現場は地域だ!地域まちづくりフォーラム 〜地域創造支援事業&地域担当職員制度 成果報告会〜」が実施されました。
今回のフォーラムでは、“地域に寄り添う”というテーマで、「地域創造支援事業」と「地域担当職員制度」の二つの事業の成果報告会が行われ、その中で「地域担当職員制度」とコラボレーションし、平成27年度に実施した「公募型地域課題研究」の成果報告がなされました。

※地域創造支援事業・・・米原市の旧4地域頃に設置された「地域創造会議」が主体となり、地域の特色ある多様なまちづくり活動や、地域課題の解決に向けた取り組みを支援するための制度
※地域担当職員制度・・・自治会からの依頼により、市職員が地域の一員となって、自治会の方々と共に地域課題の解決に取り組む制度
※公募型地域課題研究・・・COC事業研究活動の一環であり、連携協定を結んでいる自治体などから挙る地域課題に対して、本学の教員が研究計画を考案し、地域で取り組みを行われている「地域連携研究員」とともに研究活動を行う事業

現場は地域だ!地域まちづくりフォーラム
〜地域創造支援事業&地域担当職員制度 成果報告会〜

日 時:2016年9月1日(木)19:00~21:00
場 所:米原ルッチプラザ(滋賀県米原市長岡1050番地1)
主 催:米原市地域振興課
参加者:59名
内 容:
19:00~ 開会・あいさつ
19:05~ 地域創造支援事業 平成27年度実績報告
1.NPOおうみ地域人権・文化・スポーツ振興会 池田真人氏
2.わっか 代表 振角大祐氏
19:45~ 地域担当職員制度 成果報告 (平成27年度公募型地域課題研究)
1.井之口自治会 池田新一前区長・三輪直之(地域連携研究員)
『「地域診断法」の実践が地域の将来に対する嗜好と行動に与える影響』
20:05〜 講評 滋賀県立大学地域共生センター准教授 鵜飼修
20:40〜 閉会あいさつ・閉会

はじめに、米原地域創造会議座長、前田利之氏から開会挨拶がありました。
その後、2団体から「平成27年度 地域創造支援事業」の成果報告が行われました。
1つ目の報告は、NPO夫人おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会の池田真人氏による、「花嫁行列と長持唄in大内宿」でした。
花嫁行列を福島の大内宿で取り行うに至った経緯や、花嫁行列を開催するまでの課題や苦労、成功談・失敗談を赤裸々に語っていただきました。

2つ目の報告は、わっか 代表 振角大祐氏による、「米原地域での子どもたちの居場所・子育て支援拠点づくり事業」でした。
わっかの活動のきっかけ、子どもたちの居場所を広げるまでに至った地道な活動、利用者の声、現状の課題等を紹介いただきました。

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続いて、地域連携研究員の三輪直之氏より、地域担当職員制度・公募型地域課題研究の成果報告がありました。
この研究では、米原市の井之口集落の協力を仰ぎ、米原市の地域職員制度を生かした自治会毎のまちづくりの推進を図る仕組みの構築を目的とし、地域職員制度研修会、地域診断ワークショップを開催しました。
取り組みの結果、「未来に継承した井之口ほのぼの景観」「未来に継承したい井之口の水のある暮らし」という未来のビジョンを共有し、地域住民のみならず、関係者の地域志向を強化することができたという成果が報告としてあげられました。

また、井之口自治会前区長の池田新一氏より総括をいただき、「地域診断は、外部の人からの斬新な目、意見を頂けるので自治会の刺激になり、地域の素晴らしい資源を”再発見”できる機会なので、他の自治会も取り組むべきである」という、今後の取り組みにつながるお言葉をいただきました。

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最後に、本学地域共生センター准教授 鵜飼修より「何のために地域を解決するための活動をするのか?という認識が地域住民の間で共有されていない。”地球に一つだけの地域”であるのだから、どのような要素のつながりで地域が構成されているか、その要素をどう生かすかを皆で考えることが必要である」という総括と各発表の講評をいただきました。
最後に地域振興部長の本田氏から閉会の挨拶をいただき、締めくくりとなりました。

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フォーラムには60名近い地域、自治体の方々が参加し、質疑応答の場面で登壇者と意見を交わしました。
いただいたご意見は今後の活動へ活かし、他の連携自治体でも引き続きこのような成果報告・意見交換の場を作って参ります。これからも皆様のご参加をよろしくお願いいたします。