長浜デザイン・カレッジ「まちづくりきほんの“き” ~課題の掘り起こし方~」を開催しました

滋賀県立大学では「地(知)の拠点整備事業」の一環として長浜市と連携し、長浜市の地域課題解決の担い手をはぐくむ「長浜デザイン・カレッジ」を設立し、人材育成の場づくりに取り組んでいます。

 「長浜デザイン・カレッジ」設立

今回は、7月と10月に開催した長浜市主催「みんなでつくろう市民活動センター」ワークショップの成果としての「長浜市市民活動センター」設立に関する報告と、まちづくりにおいて地域づくり協議会や市民活動で役に立つ課題発見の視点についての講座を行いました。

「みんなでつくろう市民活動センター」ワークショップ報告会
長浜デザイン・カレッジ「まちづくりきほんの“き” ~課題の掘り起こし方~」

日 時:2016年3月20日(日)10時00分~12時10分
場 所:長浜市社会福祉協議会湖北センター
参加数:36名(内訳:参加者24名、長浜市5名、大学2名、その他関係者3名)
主 催:長浜市、長浜デザイン・カレッジ
協 力:長浜市社会福祉協議会
内 容:
  ・「ながはま市民活動センター」の設立とワークショップ成果報告
   長浜市市民協働支援課 川瀬 智久氏
  ・滋賀県立大学 地(知)の拠点整備事業「長浜デザイン・カレッジ」紹介
   滋賀県立大学地域共生センター准教授 萩原 和
  ・「みんなで子育て発信ワークショップ」の報告
   滋賀県立大学地域共生センター特定プロジェクト研究員 北井香
  ・まちづくりきほんの“き” ~課題の掘り起こし方~
   「中間支援の役割と地域のつながり
            ~多様な人たちの多様な価値を間接的に支えるしくみ~」
   講師:認定NPO法人しがNPOセンター専務理事 仲野 優子氏
   「地域づくりに活かすテクニック~地域課題と向き合い一歩を踏み出そう~」
   講師:認定NPO法人しがNPOセンター理事・事務局長 西川 実佐子氏

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開会にあたり、長浜市副市長 大塚 義之氏よりご挨拶をいただきました。

長浜市では市域での協働の取組みを推進するため、来年度より市民活動センターが設置されます。今後の取組みの担い手となる人材育成について、長浜デザイン・カレッジへの期待をお話いただきました。
その後、「ながはま市民活動センター」の担当部局である市民活動支援課 川瀬氏より、これまで実施してきた「みんなでつくろう市民活動センターワークショップ」の報告とともに、その成果をもとに機能設計された「ながはま市民活動センター」の整備基本方針と活動理念・具体的拠点と事業について紹介しました。

続いて本学からは、地域共生センター准教授 萩原から、「地(知)の拠点整備事業」の取組みとともに、大学での学生の学びに地域との関係がどのように役立つかを紹介。「地域デザイン・カレッジ」の機能にも触れ、今後の地域・大学の連携についてお願いいたしました。

さらに、「長浜デザイン・カレッジ」での取り組みとして、1月から開催してきた「みんなで子育て発信ワークショップ」についても内容を紹介し、活動の具体的なイメージをお伝えしました。
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後半部分では、本講座「まちづくりきほんの“き” ~課題の掘り起こし方~」のメインとして、認定NPO法人しがNPOセンター 仲野 優子氏、西川 実佐子氏のお二人を講師にお迎えし、中間支援の意義や地域づくりの視点についてレクチャーをしていただきました。
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まず、仲野さんからは草津市の中間支援の取組みを題材に、市民の活動と中間支援がどのように関係しているかを紹介いただきました。
特に、いろいろな世代・所属の人々が意見を交して合意形成し、みんなのための拠点を運営していく仕組みや、他地域の地域自治組織が取組む地域支援の事業も紹介し、それぞれに関わる中間支援の事業について教わりました。

西川さんからは、「地域づくりに活かすテクニック~地域課題と向き合い一歩を踏み出そう~」として、実例に基づいた2つの取組み例を紹介。地域の中で見受けられがちな事例を聞いて、何を考えるか、どう対応するのがよいか、といった内容を参加者同士で意見をかわす時間を設けました。
その後、取組みを地域内で波及させていくコツや、うまく行った例に見られる視点について紹介いただきました。

最後に、この日の講座を総括して本学 萩原から、まちづくりに関わる人々のネットワークや交流の場として「長浜デザイン・カレッジ」の場が機能していくように、さらなる参加をお願いし閉会いたしました。

今後も「ながはま市民活動センター」などの市の市民活動・まちづくりの動きと連携しながら、取り組みを計画していきます。
ご関心をお持ちの皆様、ぜひお気軽にご参加ください。