「地域資源の活用による雇用創出フォーラム&ワークショップ」開催しました(彦根市)

文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の一環として、滋賀県立大学と彦根市、及び地域の市民団体、事業団体等が連携し、地域人材育成拠点「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」を運営しています。

11月28日下石寺コミュニティ・センターにおいて、一般社団法人まちづくり石寺と共に「地域資源の活用による雇用創出フォーラム&ワークショップ」を開催しました。

『地域資源の活用による雇用創出フォーラム&ワークショップ』
 彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス/一般社団法人まちづくり石寺 未来創造会議

日 時:2015年11月28日(土)13:00~15:50
場 所:下石寺コミュニティ・センター(彦根市石寺町1283番地)
参加数:33名
主 催:彦根デザイン・カレッジ荒神山キャンパス、一般社団法人まちづくり石寺

プログラム:
1. 開会挨拶
2. 第1部:下石寺集落に関する研究発表
3. 第2部:産業振興創出に関する活動発表とワークショップ
4. 閉会挨拶

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開会挨拶として、本学地域共生センター鵜飼修准教授より、本会の趣旨説明を行いました。第一部は、会場である石寺の事例を取り上げ、コミュニティ・ビジネスや大学研究の発表を、第二部では、産業の振興・創出事例にヒントを得ながらワークショップを行い、参加者の皆様と共に産業化のアイデアを考えます。

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第一部ではまず、一般社団法人まちづくり石寺事務局 小島なぎさ氏より「石寺の美しい田園風景を未来に継承する」というミッションを掲げ今年設立されたまちづくり石寺の紹介が行なわれました。下石寺の地域資源、農を中心とした産業、地域と大学/学生が連携しながら進めているエコ民家や里山整備などの取り組みについて紹介していただきました。

続いて、本学人間文化学部市川秀之教授、環境科学部原田英美子准教授および環境動態学専攻修士1回生の辻康介さんに、石寺の方々の協力を得ながら独自に進められている研究の発表をしていただきました。これらの研究は、大学COC事業に位置付けられた研究ではなく、本会のテーマに関係するものではありませんが、本会が石寺における開催となったため発表のご協力をいただきました。市川教授からは、石寺の史料集作成の進捗状況について、辻さんからは、下石寺集落環濠におけるファイトマイニングの可能性ー生物材料と無生物材料の比較ーについて、それぞれお話いただきました。

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第二部でははじめに、人間文化学部4回生の冨永彩音さんより、本学の集中講座「地域再生システム論/特論」において荒神山の地域課題に取り組んだ内容を発表していただきました。里山整備事業を本格エクササイズプランに仕立て上げ収益事業としても成立させる可能性について、提案が行なわれました。

次に、株式会社農楽 取締役 伊藤浩正氏より、彦根梨とホワイトアスパラを題材に、生産者の現状や今後の意向、6次産業化を検討するにあたり調査・考察した内容についてお話いただきました。これらの農産物の生産者の参加もあり、活発な意見交換が行なわれました。

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最後は、甲良町地域おこし協力隊/合同会社地域資源総合研究所 代表社員 宮永幸則氏より、「地域資源を活用したコミュニティビジネスの実践-就農支援・獣害対策を通した生業創造へ-」についてお話いただきました。農作物の生産販売、獣害駆除肉の特産品開発、移住体験シェアハウスなどの取り組み事例を紹介していただきました。

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以上の発表を通じて共有されたテーマや課題をもとに、荒神山周辺地域の資源を活用した産業振興・創出に関するアイデア創造ワークショップを行いました。本学、地域共生センター鵜飼修准教授がファシリテーターを務め、具体的な課題やテーマを持つ人が中心となり、その課題の共有と解決案について話し合いました。事業を継続する仕組みやコンセプトづくり、地域で生業をつくるための具体的な方法、自分の好きなことや得意なことを活かす仕事の考察などが行なわれました。

最後に、彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス幹事で、一般社団法人まちづくり石寺代表の西川時男氏より閉会挨拶をいただき、今後の活動に対する豊富などをお話いただきました。

彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパスでは、引き続き地域の人材育成に関わる取り組みを推進していきます。皆様のご参加をお待ちしています。