生きもの豊かな農村づくり研究会 第1回研究会を開催しました(2015.8.26)

5月に発足した近江地域学会研究会「生きもの豊かな農村づくり研究会」の第1回研究会活動を2015年8月26日に実施しました。
本研究会では、滋賀県の生きものを育む農業のあり方について、これまでの活動蓄積の精査から、各分野の専門家が課題整理・議論を深める取り組みを通じて、今後の生きものを育む農業の発展につながる提案を行っていくことを目的に活動しています。

日 時:2015年8月26日(水)13:30~16:30
場 所:大学サテライトプラザ彦根A室
参加者:8名(滋賀県立大学、琵琶湖博物館、滋賀県、その他 他大学からの参加等)
プログラム:
13:30~ 開会・趣旨説明
13:35~ 中西悠氏卒業論文発表 卒業論文タイトル『魚のゆりかご水田プロジェクトの実施水田面積を拡大するために有効な方策の検討』
14:05~ 滋賀県農村振興課より調査情報提供 これまで実施されたアンケート等の紹介
14:35~ 休憩
14:45~ 課題整理ワークショップ
16:10~ 今後の活動検討
16:30  閉会

本会では、中西悠さんの2013年卒業論文による、魚のゆりかご水田取り組み地域の全体調査と、滋賀県農村振興課が実施した地域へのアンケート調査などを話題として、特に本年の取り組みに位置付けている「魚のゆりかご水田プロジェクト」の活動充実への課題整理を行った。
中西さんの卒業論文では、県内ほぼすべての取り組み地域の活動状況を分析、活動・販売等の取り組み状況を軸に4グループに分類し、各グループに応じた活動拡大方策を提案しており、その意見も踏まえて各地域の状況を把握することができた。
農村振興課からは、過去に実施されたアンケート調査結果等をもとに、地域の活動状況や個別の意見について紹介された。
その後「取り組み面積増加」「ブランド周知」「販売・ブランド強化」の3点を軸に各項目の課題を話し合った。
農村振興課からの情報提供も得て、農法による高付加価値化、環境こだわり農業の普及による要因、取り組み申請の方法、JAとの連携等について課題と取り組み案を整理した。

DSCF8632DSCF8634

今後は、各課題別に取り組みを検討予定。
11月14日には滋賀県立大学学園祭「湖風祭」にて出展し、学内および大学周辺への「生きも田んぼ米」の啓発活動として食味調査や販売の試行を行います。