地域活動実践ターム「地域コミュニケーション論」を実施しました

本年度から本格実施となっている地(知)の拠点整備事業に基づく「地域教育プログラム」の「地域活動実践ターム」に位置づけられる地域基礎科目「地域コミュニケーション論」が実施されました。
本講義では、これまでも多数の「地域人※」のご協力のもと、学生による地域人インタビューを軸として構成されていましたが、「地域教育プログラム 地域活動実践ターム」として内容のリニューアルを行っての開講となりました。
3日間の集中講義の中で行われた、主要なプログラムをご紹介します。

※地域人とは:学生の学びをサポートいただく目的で本学が定義し委嘱した地域の実践家やリーダー・コーディネーターです

地域コミュニケーション論
日 時:2015年8月21日(金)~8月23日(日)各日程9:00-18:00
場 所:滋賀県立大学A7棟教室
講 師:滋賀県立大学地域共生センター准教授 鵜飼修、准教授 萩原和、助教 上田洋平

8月21日(金)
三日月大造滋賀県知事を迎えての特別レクチャーが行われました。知事就任後、大学での講演は初めて行われるとあり、各メディアもかけつけた中での講義となりました。約30分間の講演の中、ご自身の生い立ちから政治家を志したきっかけ、地域社会への思いなどを紹介いただきました。
講演を受けて、学生らは小グループで意見を交わし、知事からの問いかけ「どんな社会・どんな滋賀県にしていきたいか」「そのために自分ができること」についての見解と、知事への質問をまとめるワークを実施。各グループから知事へ問いかける形で意見交換を行いました。「県政において多数の課題を抱えた場合、どのように対応されるのか」「理想の滋賀を100として、知事就任時の印象と今の印象は」などの質問が行われ熱心な議論の場となりました。
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午後からは、コミュニケーション力を育む最初のワークショップとしてインタビューワークショップを実施。学生同士のインタビューを通じて他己紹介を行いました。
紹介をまとめるための文章構成を新聞記事から学び、質問の内容を咀嚼し自ら考える過程をワークショップ形式の意見交換で行い、全体へ共有しました。
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8月22日(土)
ゲストに 働き方研究家 西村佳哲氏を迎え、ご講演を伺いました。講義は「自分をいかす生き方・仕事」と題し、バズセッション方式の意見交換を取り入れながら行われ、西村氏が考える「仕事」「働く」「自身のあり方」などについて聞き、考え、意見を交わす濃密な時間となりました。
午後からはいよいよ地域人との対面です。まずは、地域人の抱える課題・学生と取り組みたい提案について、対話しながらアイデアを練るグループダイアローグを行いました。
総括として地域人から成果紹介と感想を伺いました。学生らの考える新しいアイデアに、地域人自身も気づきを得られた機会となったようです。
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8月23日(日)
最終日には、大久保貴彦根市長と、平和堂社長 夏原平和さんにお越しいただき、行政の首長としての立場、企業の社長としての立場からみた地域とのコミュニケーションについてご講演を伺いました。地域・経済を牽引するお二人のリーダーの言葉に触れる貴重な機会です。レクチャーの後は、それぞれのゲストを囲み、グループで考えた質問を通じた意見交換を行いました。
学生らは3日間を通して問いかけ方についても考察を深めており、自らの見解を加えて相手の答えを引き出す質問により、有意義な意見交換の場になりました。
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午後からは、本講座最大の特徴である地域人とのダイアローグです。20代から70代、様々な経験を経て県内各地で活躍されている地域人と2~3人のグループで対面し、インタビューを行います。
限られた時間の中、学生らは地域人の取り組みの背景、仕事の他に市民活動として地域と関わっている方、様々な仕事の経験談などに触れることができました。
聞き取った内容をもとに紹介記事を仕上げるとともに、授業終盤には受講生全員へ地域人を紹介するスピーチを行いました。
最初のうちは緊張もみられた学生でしたが、3日間のうちに多くの社会人の生き方に触れ、いきいきとした顔つきに変わっていたのが印象的でした。
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地域人の皆様には、今後も折に触れて本学の地域教育プログラムへのご支援をいただく予定です。さらに充実した地域志向教育へのご協力をよろしくお願いいたします。