近江環人「コミュニティ・プロジェクト実習Ⅱ」を実施しました

本学が設置する「近江環人 地域再生学座」では、大学院生と選考を経て受講する社会人とがともに机を並べ、地域再生のリーダーとなる資質を磨きます。コース自体が、行政、企業、NPOなどそれぞれの立場でまちづくりを志す人々の学びのコミュニティとなっているのが特徴です。

本学座における「コミュニティ・プロジェクト実習Ⅱ」が、「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」との連携のもと、荒神山及び彦根市下石寺集落において開講されました。

日 時:2015年5月23日(土)10:00-17:30
場 所:荒神山 及び 彦根市下石寺集落
講 師:滋賀県立大学地域共生センター准教授 鵜飼修
参加者:13名

プログラム:
10:00-10:30 ガイダンス「下石寺集落の紹介」
10:40-11:40 荒神山フィールドワーク
13:00-15:00 下石寺集落まちあるき 及び エコ民家ツアー、ライフスタイル体験
15:00-17:30 ワークショップ「環境に配慮した暮らしを実践するためには」

彦根市下石寺集落は彦根市南部に位置し、奈良時代からの歴史を有し、琵琶湖から里地、荒神山までの生態圏の断面を有した島状の集落です。2007年から地域のポテンシャルを活かした「環境に配慮した暮らし」の実践の場として、薪ボイラー薪ストーブによる里山バイオマス利用、省エネ生活、空き民家を活用した学生寮やコミュニティスペースの運営、まちづくり会社の設立など、伝統的集落でありながら、先進的な取組を実践しています。

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本実習では、地域共生センター准教授 鵜飼修先生のガイダンスで下石寺集落について学んだ後、集落のみなさんが「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」と連携して取り組む、荒神山の里山整備活動を見学しました。枯松の伐倒を通じた里山整備と、その薪を使ったエネルギー利用、さらにはそれらの作業を通じたコミュニティづくりについて学びました。

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その後、荒神山のふもとに位置する下石寺集落を歩き、まちの成り立ちやエコ民家の見学、ライフスタイル体験(薪割りなど)を行いました。後半は、まちあるきを通じて得た気づきを「環境に配慮した暮らしを実践するためには」というテーマのもと、グループワークでまとめました。昔ながらの里山の暮らしと、最新のエコテクノロジーが共存する「ハイブリッド集落」などのアイデアが出され、下石寺集落ならではの暮らしのかたちが議論されました。