「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」が設立されました

本学が「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環として展開している「地域デザイン・カレッジ」が、彦根市との連携により「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」として設立されました。ここは、荒神山周辺地域のネットワークを強めるとともに地域の課題を解決する人材育成の拠点です。

彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス

●活動内容:荒神山周辺地域を対象とし、下記項目などに取り組みます。
 (1) 環境の保全・改善に関する事業
 (2) 産業の振興・創出に関する事業
 (3) 地域人材の育成に関する事業
●活動拠点:彦根市荒神山自然の家(滋賀県彦根市日夏町4794番地1)

●平成27年度事業 連携団体
・滋賀県立大学
・彦根市/彦根市荒神山自然の家
・荒神山山王会
・荒神山を愛する仲間の会

4月14日に開催したキックオフ・フォーラムでは、周辺地域で活動をしている市民団体の方、彦根市の関係者、本学の学生・教職員ら36名が参加しました。

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開会挨拶・主旨説明として、本学の地域共生センター長 濱崎一志が「地域の自然と社会から学び、地域と連携する ー滋賀県立大学の取り組みー」としてお話しました。「地域に根ざし、地域に学び、地域に貢献する」を理念として開学以来20年間取り組んで来た教育研究活動をご紹介した後、大学COC事業と「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」の事業内容についてご説明し、広く参画を呼びかけました。

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続いて、彦根市荒神山自然の家の活動について、彦根市荒神山自然の家副主幹 西堀和彦氏よりご報告いただきました。荒神山一帯にある宇曽川及び山林では、経年による環境変化や人的環境破壊が進行しています。川の水質汚濁やゴミの漂流漂着、土砂の流失、野生動物による土壌の掘り起こしや樹木の倒木などの問題への取り組み状況をお話いただきました。また、独自に企画しているキャンプやウォークラリー活動をご紹介いただきました。

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本学からは、地域共生センター 鵜飼修准教授が研究活動報告を行いました。地域資源としての荒神山の価値を地形、気候、生態系、歴史・文化の切り口から考察し、新しい「つながり」が生み出す観光、エネルギー産業、文化などの創造について提案しました。この他、鵜飼准教授の研究で明らかにされた、周辺地域の小学生から大人までが荒神山をランドマークとしてその価値を評価している点が強調されました。そして、周辺地域における学生の活動事例として、本学学生の村尾友香さんから近江楽座プロジェクト「かみおかべ古民家活用計画−SLEEPING BEAUTY−」の活動報告を行いました。

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後半は、参加者間の意見交換及びネットワーキングを目的に、ワークショップを行いました。「We Love 荒神山」をかけ声に、それぞれの主体が緩やかなネットワークを形成しましょうという呼びかけのもと、「荒神山の○○が好き!」を自己紹介とともにグループに分かれて共有しました。「荒神山の眺めが最高!」「気軽に川遊び、山遊びができるところが好き」「彦根に帰ってきたなあと思うランドマーク」など、荒神山に対する想いが共有され、参加者の一体感を高めることができました。

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最後は、彦根市企画振興部長 萩野昇氏より閉会のご挨拶をいただき、本カレッジに対する期待と活動への参画の呼びかけを述べていただきました。

「彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス」では、この春から、環境の保全・改善に関する事業として、間伐・山道整備、河川の清掃、環境保全等の活動をスタートします。今後の活動については、本ウェブサイト等でご案内していきますので、みなさまのご参加をよろしくお願いします。